人生の逆転や勝利だけが幸せではありません。
これまで、周りから見るといわゆる負け組と呼ばれる人生だとしても、本人が幸せに過ごせているならそれは全く問題ないのです。
生活保護を受給してお金に余裕が全くない生活でも、自分の好きなことをやって、好きに時間を使い、誰にも邪魔されない生活ができればそれで幸せかもしれません。
逆にいわゆる勝ち組として、エリートコースを歩み、会社で出世、あるいは起業して成功したとしても不幸になる人はたくさんいます。
周りからみた幸せそうに見えるということと、自分の感じる幸せとは全く異なるものです。
自分が幸せと感じる生き方を探すことができれば、それは社会的な成功とは全く関係なく、人生を幸せに生きていくことができます。
要は周りの人と比べないことです。
人は周りと比べたがりますが、周りと比べても全く意味のないことです。
そもそも比較の土台が違うのですから、何をもって比べるのかということすら本当は定義できないはずです。
カレーと寿司のどちらがおいしいかは、客観的には答えのない問題でしょう。
これと同じです。
私も友人というものを作っては来ませんでした。
今、社会にあふれる本は人脈こそ価値、人とのつながりこそ人の幸せ、のようなものが多いですが、これは私にとって全く該当しません。
ここで私が本の内容を真に受けて、人とのつながりを作ろうと奔走したら、それは作る過程も作った後も全く不幸になるだけです。
自分の幸せを決めるのは自分の価値観であり、他人に決められるものではない。
ということを覚えておいてください。
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